フラワー袋とは?花農家や花屋さんが使う基本仕様まとめ
目次
はじめに|フラワー袋ってどんなもの?
お花屋さんや花農家さんが日常的に使っている「フラワー袋」。
一見シンプルな袋ですが、花の出荷や店頭販売に欠かせない重要な資材です。
この記事では、フラワー袋のサイズ・形状・素材・仕様の違いをわかりやすくまとめます。
「フラワー袋って何?」「どんな種類があるの?」という疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。
フラワー袋の基本情報
フラワー袋とは?
フラワー袋とは、切り花を包むための筒状の透明袋です。
主に以下のような用途で使われています。
- 花農家の出荷時(保護+見映え)
- 花市場や量販店の陳列用
- 生花店での簡易ラッピング
ラッピング資材とは違い、装飾よりも実用性重視の業務用アイテムです。
フラワー袋のサイズ展開
サイズは種類豊富!用途に応じて選べる
フラワー袋にはさまざまなサイズがあります。
例:
- 長さ:金本セロファンでは主に35cm~55cmを取り扱い
- 幅:細身のスプレー菊用~ボリュームある百合用
出荷する花の種類や本数によって、ぴったりのサイズを選べるようになっています。
口元のカット形状は2種類
基本は「直線」か「波型」カット

直線タイプ

波型タイプ
フラワー袋の開き口(上部のカット形状)は、基本的に以下の2タイプです。
- 直線カット:シンプルで無駄がない。コスト面も◎
- 波型カット:やわらかく華やかな印象に。店頭映えしやすい
※金本セロファンではオリジナルフラワー袋のご相談も承っております。HPのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
色は無色透明のみが基本
理由は「中の花を引き立てるため」
業務用のフラワー袋は無色透明が主流です。
その理由は:
- 花の色や形をしっかり見せられる
- どんな種類の花にも合う
- 印象を邪魔しない
柄入りや色付きは特注品やギフト用の一部のみです。
フラワー袋の素材はOPP一択
軽くて丈夫、しかも高透明
使用されている素材はOPP(ポリプロピレン)。
主な特徴:
- 高い透明度で花がきれいに見える
- 軽くて扱いやすい
- 水に強く、湿った茎でも問題なし
- コストパフォーマンスが高い
出荷時や店頭用にぴったりの素材です。
ミシン目の有無で使い方が変わる
2タイプあり!作業スタイルに合わせて選べる
タイプ |
特徴 |
ミシン目あり |
1枚ずつ切り取って使える。作業が早い。 |
ミシン目なし |
1枚ずつバラで納品。必要分だけ取り出して使える。 |
現場での作業効率や好みに応じて使い分けられています。
まとめ|フラワー袋は花の「縁の下の力持ち」
フラワー袋は派手さはないけれど、花の魅力をそのまま届けるために欠かせない存在です。
- サイズ豊富でどんな花にも対応できる
- 透明で中身が映える
- 作業効率や出荷品質を左右する大切な資材
普段は意識されないけれど、こうした袋の存在があるからこそ、きれいな花がスムーズに届くんですね。
業務で使っている方はもちろん、資材選びの参考にもぜひお役立てください。
金本セロファンで販売中のフラワー袋はこちらからご覧いただけます。