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スリッターとは?用途・仕組み・選び方をわかりやすく解説

       

スリッターとは?

スリッターとは、ロール状の素材(フィルム・紙・アルミなど)を、必要な幅にスリット(切断)して巻き直す機械です。
「スリット加工機」や「スリッター機」とも呼ばれ、製品を目的のサイズに仕上げる際に欠かせない存在です。


どういう業界で使われているの?

スリッターは、以下のような業界で活躍しています。

  • 包装資材業界(OPPフィルム、CPPフィルムなど)

  • 製紙業界(ラッピング用紙、耐油紙など)

  • 電子部品・絶縁材(ポリイミドテープや絶縁フィルムなど)

  • アルミ箔・金属箔業界

  • 医薬・食品業界(食品包装フィルム、衛生用紙 など)


スリッターの仕組み

スリッター機の基本的な構造は次の通りです。

  1. 原反(大きなロール)をセット

  2. カッターや丸刃でスリット(切断)

  3. 切断後、複数の巻き取りロールに巻き直す

素材や仕上げ方に応じて、シャー刃式レザー刃式など刃の種類を使い分けます。


スリッター加工のメリット

  • 必要な幅でロスを抑えて使える
    → 資材の無駄を減らし、効率的に使用可能。

  • 小ロット・多品種対応が可能
    → 商品や用途に合わせて柔軟に加工できる。

  • 在庫スペースの最適化
    → 必要な幅や巻き数に応じた調整で保管もスッキリ。


スリッター加工が必要になるケースとは?

たとえば、

  • 花屋さんのラッピング用フィルムを幅30cmで100m巻きにしたい

  • 食品包装用のフィルムを手作業用サイズに分けたい

  • 検査機にかけるために狭い幅のテストロールを作りたい
    といったときに、スリッター加工が役立ちます。


スリッター加工を依頼するには?

スリッター加工を依頼したい場合は、以下の情報を整理しておくとスムーズです。

  • 素材の種類(例:OPP、セロファンなど)

  • 元のサイズ(幅×巻き数など)

  • 希望の仕上がりサイズ(幅・長さ・巻き方)

  • 使用用途(食品用かどうかなど)


まとめ:スリッターは現場の効率を支える加工機

スリッターは、素材を使いやすくするための大切な工程を担っています。
正しく使えばコスト削減・在庫最適化・品質向上にもつながる重要な加工機です。

「こんな用途でもスリットできる?」
「食品用に使えるフィルムを小巻にしたい」など、
お困りの際はお気軽にお問い合わせください!

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