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セロパッキン(セロメン)とは?

       

今回は、天然素材で作られた、緩衝材の1つであるセロパッキン(セロメン:以下セロパッキンに統一)についてご紹介させて頂きます。

 

≪セロパッキンって何?≫

木材などの植物を原料としたパルプが主原料で環境に配慮した透明フィルムです。

セロパッキンとは、パルプを主原料としたセロファン(普通セロファン)フィルムから作られた、天然素材の環境にやさしい緩衝材です。

 

セロファンについての詳しい説明は、こちらです。

 

≪セロパッキンの種類≫

セロパッキンには、「白(透明)」、「緑」、「ピンク」、「黄」の4種類があります。

ちなみに「白」と「透明」は、見た目の違いによるもので、実際はどちらも同じセロファンのナチュラル色となります。

 

セロパッキン

 

≪セロパッキンの特徴≫

セロパッキンは、生分解性のセロファンフィルムで作られており、燃やしても嫌な臭いやガスが発生しません。

生分解の方法については、土壌などの微生物(バクテリア)分解となります。

また、セロパッキンには、果物が蒸れて変色することを防止する「通気性」、緩衝材としてのご使用時に容易に切り分けることができる「手切れ性」があります。

その他の特徴としては、静電気を帯びにくいため、「ビリビリ・バリバリ」、「ほこりの吸着」などの問題が起こりにくいです。

 

≪セロパッキンの主な使い方≫

セロパッキンは盛り篭や化粧箱など果物(桃、ぶどう、りんごなど)のラッピングを行うときの緩衝材として主に利用されており、デリケートな果物のキズや破損を防ぎます。

通気性と透湿性が備わっている為、果物の蒸れを防止しつつ水分量の保持をし、傷みと乾燥を同時に防ぐことが出来ます。

白の透明感が高く鮮度維持だけではなく見た目も華やか。

柔らかくボリュームがある為デリケートな品物に適しています。

果物だけではなく観葉植物や陶器、化粧品等の緩衝材にもおすすめです。

今ではあまり見られませんが、1970年代頃までは、静電気が帯びにくい特徴を活かして、電子部品の緩衝材としてや、土壁の増量剤としても使われていました。

 

≪セロパッキンが、果物盛りに最適な理由≫

セロパッキンが、果物盛りに最適だと思われている理由ですが、

①セロファンの通気性効果により、温度変化などの蒸れから来る果物の劣化抑制効果

②セロファンのナチュラルな色目が、果物の新鮮さを引き立ててくれる

③果物の生育具合による大きさの変化に、柔軟に対応できる

④化成品の緩衝材と違い、包装後の見た目が綺麗に見えます

これらの理由から、果物盛りにお使い頂いています。

 

 化成品でのラッピング事例

セロパッキンでのラッピング事例

 

セロパッキンの通販ページは、こちらへ。

 

≪SDGs時代の梱包・包装材で環境配慮に≫

生物被害などの環境問題で注目されているプラスチックごみは海洋生物への影響や焼却時に地球温暖化の一因である二酸化炭素が発生する大気汚染などの問題が見受けられます。

その点、セロパッキンは透明感があるがOPPとは別物で、プラスチック(廃プラスチック)ではなく可燃ごみとしての処理が可能。パルプが原料の為、プラスチック焼却時等に発生するような有害物質等は排出されず環境にも配慮された梱包資材と言えます。

(製造工程で繊維性を無くしており繊維の再結合が不可能なので古紙としてのリサイクはできません)

 

≪まとめ≫

今回は、セロパッキンについて、ご紹介させて頂きました。。

改めてセロパッキンについて整理致します。

当社でセロパッキンの製造が始まったのは1946年からで、当時は木毛パッキンが主流の時代でした。

その後は、電子部品の緩衝材、民家の土壁などの増量剤として使用用途が増えていきましたが、果物のラッピングは発売当初から現在にいたるまで使われています。

その理由としては、電子部品や土壁は、時代の変化と共に他に置き換わっていきましたが、果物のラッピング用途は、果物にとっても非常に優しい緩衝材だったことや、木毛パッキンに比べ扱いやすかったため長年に渡り使われてきました。

具体的には、「果物へのやさしさ」であるセロファンの通気性と、果物のサイズに合わせて「使用量を調整しやすい」メリットがあったからではないでしょうか。

また、最近では環境問題の取組から、化成品のフルールキャップから、セロパッキンに切り替える動きも出てきているようです。

一見時代遅れのように感じていたセロパッキンですが、改めてセロパッキンについて見直してみると、如何に使いやすく環境にも果物にもいい製品だと思いました。

 

ぜひ、この記事をお読み頂いた果物の包装に係わる方々へ、近年のSDGsという観点だけでなく、セロファン(セロファン)の良さを感じて頂いければと思い書かせて頂きました。

 

最後まで、お読み頂きましてありがとうございました。

金本セロファン株式会社
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