OPPとセロファン、どっちを選ぶ?ラッピング・包装にぴったりな素材の選び方
目次
«はじめに:迷っていませんか?OPPとセロファンの違い»
ラッピングや包装用に透明なシートや袋を選ぶとき、「OPPってなに?」「セロファンとどう違うの?」
と悩んだ経験はありませんか?
実は、見た目はよく似ていても、素材や特徴はまったく異なります。
この記事では、それぞれの素材の違いや選び方をわかりやすく解説します。
« OPPシートとは?特徴と向いている用途»
OPPとは「Oriented Polypropylene(延伸ポリプロピレン)」の略で、石油由来の合成樹脂です。
特徴
- 非常に高い透明度(商品がくっきり見える)
- パリッとしたハリ感
- 防湿性が高い(水分を通しにくい)
- 静電気が起きやすい
- 比較的安価で、大量生産向き
向いている用途
- 焼き菓子やチョコレートなどの個包装
- ハンドメイド作品のパッケージ
- 雑貨・文具などの商品ラッピング
見た目重視、コスパ重視で選ぶならOPPはとても便利です。
«セロファンとは?特徴と向いている用途»
セロファンは、木材パルプなどの天然素材を原料とした植物由来のシートです。
特徴
- 自然素材で環境にやさしい(生分解性あり)
- 適度な通気性(湿気をこもらせにくい)
- 静電気が起きにくい
- ほんのりナチュラルな透明感
- ハサミや手でも切りやすい
向いている用途
- 和菓子やパンなど、しっとりした食品の包装
- ギフトのラッピングや緩衝材(例:セロパッキン)
- ナチュラル系・エコ志向のブランディング
セロファンは「上品でやさしい印象を演出したい」ときにぴったりの素材です。
«実際どっちがいいの?選び方のポイント»
目的・こだわり |
OPPがおすすめ |
セロファンがおすすめ |
コストを抑えたい |
◎ |
△(やや高め) |
とにかく透明感を出したい |
◎ |
◯(ナチュラル感) |
静電気が気になる |
△ |
◎ |
環境に配慮したい |
△ |
◎(生分解性) |
自然で柔らかい印象を出したい |
△ |
◎ |
シャキッとした質感を出したい |
◎ |
△ |
選び方のコツは、「何を包むか」「どう見せたいか」を明確にすることです。
«よくある質問»
食品に使えるのはどっち?
どちらも食品対応品はありますが、OPPは防湿性、セロファンは通気性を生かした使い方がおすすめです。
セロファンって湿気に弱いの?
セロファンは防湿性はありませんが、通気性があるため「しっとり感を保つ包装」には適しています。
緩衝材として使うなら?
ふんわり感・自然な雰囲気・静電気対策を考えると、セロファンのセロパッキンがおすすめです。
«まとめ:どちらも正解!でも「何を包むか」で選ぼう»
OPPは「見せる」包装に、セロファンは「伝える」包装に向いています。
透明なシートひとつとっても、商品の印象やブランドイメージがガラリと変わるもの。
素材の特徴を理解して、上手に使い分けていきましょう。
« セロファン素材を使ったおすすめアイテム紹介»
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