ヒカリ紐とは
今回は結束用製品のひとつ、ヒカリ紐についてご紹介します。
≪ヒカリ紐って何?≫
石油由来の原料を主原料としたポリプロピレン製(OPP製)のフィルムに撚りをかけた透明の紐です。
(OPPについての詳しい説明は▶こちら)
このヒカリ紐は創業当初より製造しており、フィルム加工後に出るスリット耳から作られているため、本来捨てられるもの(産業廃棄物)に手を加え生まれ変わらせた製品になります。
SDGsの取り組みで耳にする「アップサイクル」の先駆けと言えるのではないでしょうか。
また、使用用途によって呼び名は様々ですが、「花紐」や「へぎ紐」などとも呼ばれ、長年親しまれております。
≪ヒカリ紐の種類と用途≫
肉や寿司などの人造皮、竹皮包装や生花の花束(ブーケ)の結束、フラワーアレンジメント等に使用されます。
当社は3種類製造しており、
約55㎝ 肉、寿司
約75㎝ 肉、寿司、生花花束
約85㎝ 生花花束
と用途により長さの違うヒカリ紐をご用意しております。
特に花束への使用は強く縛りすぎないため、導管を締め付けず、水の吸いあげに干渉しないなどのメリットが挙げられます。
ヒカリ紐の通販ページは下記よりどうぞ
≪ヒカリ紐の特徴≫
ヒカリ紐の原料であるポリプロピレンは安価で軽く、製造の工程で撚りをかけているので強度にも優れています。
なによりも耐水性があるため、前途のような花束への使用に最適です。
温度や湿度には強いですが石油製品のため火のそばでの保管はご注意ください。
また、静電気の発生が懸念されるため、ごみの吸着が想定される場以外での管理をおすすめします。
同じくポリプロピレン製の花好人も花束(ブーケ)の結束等に使用されます。
いわゆるPP紐でこちらも軽くて水に強く、撚りはかけていないが伸びが無く巻きやすいのが特徴です。
ステム(茎)と同じ色合いなので仏花におすすめです。
お盆やお彼岸の時期に使用される機会が多く、輪ゴムやテープに比べ、手作り感や暖かみをより感じていただけるかと存じます。
≪まとめ≫
強度や耐水性に優れたポリプロピレンを使用したヒカリ紐は、結束用製品として長年親しまれてきました。
フィルムの加工時にでるスリット耳を使い製造しており、SDGsの取り組みでたびたび耳にするアップサイクル製品のひとつで、環境にも配慮していると考えられます。
肉や寿司などの人造皮・竹皮包装、生花の花束に主に使用されており、当社は用途別に長さを3種類ご用意しております。
現在、花束を作る際にテープや輪ゴム等で結束される場面が多く見受けられますが、導管を締め付けず水の吸いあげに干渉しないなど様々なメリットから、長きにわたり生花業界から評価をいただいております。
今回は結束用製品よりヒカリ紐をご紹介させていただきました。
規格サイズ以外やカラー製品もぜひご相談くださいませ。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。